トロ鯖の処理と料理方法
このところ絶好調のトロ鯖。とにかく旨い!!!!!。
でも処理が悪いとアレレレレ・・・・・・・・。必ず、この下処理をお願いします。
@釣ったらすぐにアイスボックスへ。
この時期は水温も高く、サバの体温も当然高く、釣った後、バケツに入れておくと
サバの体温も当然高くなります。またバタバタしているだけで身割れをおこしてしまいます。
まず、氷を少し多めに持っていき、釣り場に着いたらクーラーに海水を入れ、
冷たい海水を作ります。まず、釣れたサバの体温を下げましょう。
A絶対に血抜き、内臓を出さない
血抜きをすると、そこから海水が入り、身割れをおこします。
また内蔵を出してしまうと、腹の周りの脂もでてしまい、サバの体、全体に脂が回らなくなります。
釣ってすぐに、何もしないでアイスボックスで冷やすと、ほぼ5時間くらいで
全体に脂が回り、キンキンに冷えた海水でサバが硬くなります。
(自分の毎日の体験ですが、サバの身、全体に回った脂が冷えるとサバが硬くなると
思われます。決して自分の体験によるもので理論的なことは不明ですが・・・・)
それゆえ、トロ鯖をさばくのは釣ってからほぼ5時間以上経ってからのほうが
美味しいサバを食べれます。美味しいトロ鯖の見分け方はまず、体が硬いことが必須条件です。
釣りたてのトロ鯖は刺身にしても、塩焼きにしても決して「旨い!!!!」とはなりません。
B夏のゴマ鯖、秋の真鯖
7〜8月につれているサバはゴマ鯖6〜7割、真鯖3〜4割ですが、
夏のサバはゴマ鯖の方が脂が乗っています。
とっても脂が乗って美味しいゴマ鯖、でも市場では商品価値がやや低いのです。
何故??????、こんなに美味しいのに??????。
それは@、Aにも書いたように身割れをおこしてしまうからです。
漁師さんは1本、1本、釣れたらすぐに氷に入れたりしても、
出荷時に時間がかかってしまうので・・・・。だから、試しに、実践して下さいネ。
きっと目から鱗ですヨ。